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20251030電子情報技術部会マイクロナノシステムと材料・加工分科会講演会

講演会テーマ：「微細加工技術の細胞分野への応用」

プログラム（講演時間は質疑応答を含みます）
14:30～15:30　「オープンマイクロフルイディクスによる細胞スクリーニング技術の展開」
　中央大学　理工学部　精密機械工学科　教授
　鈴木　宏明　様

15:40～16:40 「微細構造デバイスによる細胞加工操作」
　香川大学　創造工学部　教授
　寺尾　京平　様

連絡事項
・講演会開場時間は下記となります。
JACI会議室聴講：14:10
オンライン聴講：14:20
・JACI会議室の定員は20名です。
・感冒症状がある方、発熱されている方は会議室への参加をご遠慮ください。
・やむを得ず個別イベントの開催を中止あるいは変更する場合は、
お申し込み者に別途個別にご連絡いたします。

※申込締切　10月23日(木)　12:00
新規ユーザーは申込締切2営業日前までにユーザー登録申請をお願いします。

• 講師：鈴木　宏明　（中央大学　理工学部　精密機械工学科 教授）
• 演題：オープンマイクロフルイディクスによる細胞スクリーニング技術の展開
• 時間：14:30　～　15:30
• 要旨：近年、シングルセル解析・操作技術が加速度的に発展している。数ある多様な技術のうち、顕微鏡等で細胞を観察して選別する技術は、オーソドックスでありながら強力かつ汎用性の高い方法である。本講演では、マイクロ流体工学をベースとした、シングルセルトラップ用オープン型マイクロ流路とその応用展開について報告する。開発した流路は従来のクローズ型マイクロ流路と異なり、トラップ（捕捉）した細胞がチップ上面に露出しているため、汎用的なロボットピッキング装置などを用いて簡便に選択・吸引できる。

• 講師：寺尾　京平（香川大学 創造工学部 教授）
• 演題：微細構造デバイスによる細胞加工操作
• 時間：15:40　～　16:40
• 要旨：半導体微細加工や3Dプリンティング技術の進展により、医療・生命科学研究を支える微細構造デバイスが急速に発展しています。特に細胞と同等スケールの構造を容易に作製できるようになり、新しい物理操作技術が生まれています。本講演では当研究室で開発している単一細胞や組織切片を物理的に加工操作する微細構造デバイスを紹介し、その解析に向けた応用について議論します。