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掲載日:2025年9月10日

講演会

20251022エネルギー・資源技術部会バイオマス分科会講演会

日時:

2025年10月22日 14:30 ~ 17:15

場所:

会議室聴講とWeb配信

概要:

エネルギー・資源技術部会 バイオマス分科会 講演会のご案内
・感冒症状がある方、発熱されている方は会議室への参加をご遠慮ください。
・やむを得ず個別イベントの開催を中止あるいは変更する場合は、お申し込み者に別途個別にご連絡いたします。

◆スケジュール:
●講演 14:30-16:45 
ディスカッション 16:45-17:15(会場参加者限定)
●懇親会 17:15-18:15
■参加費:
会場にて聴講:会員:無料  非会員 :11000円
WEBにて聴講:関連分科会メンバー(環境技術部会・エネルギー資源技術部会、サテライト配信対象):無料
上記以外会員:2000円
会員外:11000円
*サテライト配信契約の企業の方は無料でWeb配信聴講できますのでご担当者にご確認ください。(ご不明な場合はinfo@jaci-event.comへご連絡ください)
参加費:支払いはクレジットカード払いとなります。

  • 講師:木村 健太郎(東京科学大学 物質理工学院 応用化学系 助教)
  • 演題:グルコースからのHMF高選択合成を可能にするハイドロタルサイト担持ゼオライト
  • 時間:14:30 ~ 15:15
  • 要旨:グルコースはブレンステッド塩基点(orルイス酸点)にて異性化,その後ブレンステッド酸点にて脱水反応を行うことで付加価値の高い5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)が合成可能である。ただし,糖類の反応性が高く副生成物となるため,高収率でのHMF製造には課題がある。本触媒は,ハイドロタルサイト(塩基点,HT)をゼオライト(酸点)表面上にコーティングすることで,酸点と塩基点の隣接構造が可能であり,グルコースからのHMF収率が70 C-mol%を達成した。
  • 講師:野中 鏡士朗 (花王株式会社 バイオ・マテリアルサイエンス研究所  グループリーダー)
  • 演題:発酵法による没食子酸の工業生産
  • 時間:15:15 ~ 16:00
  • 要旨:没食子酸は植物ポリフェノールのひとつで、防サビ剤や半導体原料等に利用される工業的に重要な芳香族化合物です。しかし現在はウルシ科植物にできる虫こぶ(五倍子)から抽出して製造されるため、収量が天候に左右されやすく、生産地も限定されています。花王では、糖を原料とした微生物発酵によって没食子酸を工業的に生産する技術を開発しました。本技術は没食子酸の将来的な需要増にも対応できる新製造方法であり、他の芳香族化合物への応用も期待されます。

  • 講師:磯部 匡平( 東レ株式会社 先端融合研究所 主任研究員)
  • 演題:非可食バイオマス由来糖を原料としたバイオアジピン酸およびナイロン66の開発
  • 時間:16:00 ~ 16:45
  • 要旨:アジピン酸はナイロン(ポリアミド)等の原料として年間数百万t生産されている石油由来化学品である。今回、東レは農業残渣から高純度のバイオアジピン酸を合成する新技術を開発した。本技術では、従来法で発生する強力なGHG(N2O)を原理的に生じないため、石油から植物への原料転換と併せて高い持続可能性が期待できる。本講演では分離膜を用いた農業残渣からの高品質な非可食糖製造、および微生物を用いた糖からのアジピン酸合成技術について紹介する。

企画部会・企画分科会:

バイオマス

参加費:

会場にて聴講:会員:無料  非会員 :11000円
 WEBにて聴講:関連分科会メンバー(環境技術部会・エネルギー資源技術部会、サテライト配信対象):無料
       上記以外会員:2000円
       会員外:11000円 

懇親会費:

募集人数:

会場20名 WEB100名

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