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掲載日:2024年1月15日

講演会

20240307ライフサイエンス技術部会反応分科会講演会

日時:

2024年3月7日 14:00 ~ 17:45

場所:

会議室聴講とWeb配信

概要:

タイトル 「有用物質生産(10)」

プログラム( 講演時間は質疑応答を含みます)

14:00~15:00  平野 伸一 様 ご講演

15:15~16:00  金尾 忠芳 様 ご講演

16:15~17:15    跡見 晴幸 様 ご講演

17:15~17:45   会場参加者との意見交換会

連絡事項

・講演会開場時間は下記となります。

JACI会議室聴講:13:40
オンライン聴講: 13:50

・JACI会議室の定員は15名です。

・感冒症状がある方、発熱されている方は会議室への参加をご遠慮ください。

・やむを得ず個別イベントの開催を中止あるいは変更する場合は、
お申し込み者に別途個別にご連絡いたします。

・懇親会はございません。

*申込締切 2月28日 10:00

新規ユーザーは申込締切2営業日前までにユーザー登録申請をお願いします。

 

 

  • 講師:平野 伸一(一般財団法人 電力中央研究所 サステナブルシステム研究本部 生物・環境化学部門 上席研究員)
  • 演題:CO2活用に関わる微生物変換技術の動向
  • 時間:14:00 ~ 15:00
  • 要旨:2050年のカーボンニュートラル社会を目指し、カーボンリサイクル技術の開発が国内外で進められている。国内においてもカーボンリサイクル技術のひとつとして、CO2を原料とした直接微生物変換が第4世代のバイオものづくりとして着目されています。本講演においては、CO2活用に関わる微生物の種類やそれらの特性について概説し、我々が取り組んでいる電気合成微生物、水素酸化細菌を用いた物質生産に関する取り組みについて紹介します。
  • 講師:金尾 忠芳(岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 教授)
  • 演題:硫黄を食べる微生物の硫黄(化合物)を消化する酵素の化学
  • 時間:15:15 ~ 16:00
  • 要旨:自然界にはpH3以下の強酸性環境で鉄や硫黄を食べて炭酸固定する化学合成独立栄養性の鉄酸化細菌や硫黄酸化細菌が存在します。鉄酸化細菌の餌となる二価鉄イオン(Fe2+)は、酸性環境では好気条件下でも容易に酸化されず、また硫黄酸化細菌は硫黄化合物を食べて(酸化して)硫酸を生成するため、両者はむしろ酸性環境に生きる方が好都合だと考えられます。この様な好酸性の鉄硫黄酸化細菌は、その鉄硫黄代謝に関する基礎研究からバイオリーチングのような応用研究まで、その特徴的な代謝と利用に関して非常に魅力的な研究対象であると言えます。今回は「反応分科会」での講演ですので、好酸性鉄硫黄酸化細菌Acidithiobacillus ferrooxidansの硫黄代謝に関係するユニークな酵素についてお話したいと思います。
  • 講師:跡見 晴幸(京都大学大学院 工学研究科 教授)
  • 演題:アーキアゲノム情報に基づいた新規酵素・代謝系の同定
  • 時間:16:15 ~ 17:15
  • 要旨:アーキアは系統学的分類においてバクテリアや真核生物とは区別される第3のドメインを構成する。いままでの研究を通じて、アーキアは数多くの特徴的代謝(メタン生成等)や生体分子(イソプレノイド型膜脂質等)を有することがわかってきた。我々は超好熱性アーキアThermococcus kodakarensisを対象とし、アーキアの特異な代謝やその制御機構の解明を目指しており、ここでは本菌におけるC1代謝に関連した研究について紹介する。

参加費:

<JACI会議室聴講>
JACI会員:無料
非会員:11,000円
<Web聴講>
主催部会・分科会メンバー:無料
関連部会・分科会メンバー:無料
上記以外の会員:2,000円
非会員:11,000円
サテライト配信契約の企業の方は無料でWeb配信聴講できますのでご担当者にご確認ください。(ご不明な場合はinfo@jaci-event.comへご連絡ください)

懇親会費:

募集人数:

12

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