日時:
2025年10月7日 15:00 ~ 17:10
場所:
会議室聴講とWeb配信
概要:
20251007電子情報技術部会ナノフォトニクスエレクトロニクス交流会講演会
講演会テーマ:「プラズマ・環境プロセスによる循環型技術革新」
― 農業・バイオ・サステナブルに向けた統合的アプローチ ―
プログラム(講演時間は質疑応答を含みます)
15:00~16:00 「環境と財布に優しいプラズマ技術の農業応用研究」
九州大学 システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門 教授
古閑 一憲 様
16:10~17:10 「プラズマ農業と植物の水分生理」
北九州市立大学 国際環境工学部生 命工学科 教授
河野 智謙 様
連絡事項
・講演会開場時間は下記となります。
JACI会議室聴講:14:40
オンライン聴講:14:50
・JACI会議室の定員は30名です。
・感冒症状がある方、発熱されている方は会議室への参加をご遠慮ください。
・やむを得ず個別イベントの開催を中止あるいは変更する場合は、
お申し込み者に別途個別にご連絡いたします。
※申込締切 9月30日(火) 12:00
新規ユーザーは申込締切2営業日前までにユーザー登録申請をお願いします。
- 講師:古閑 一憲(九州大学 システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門 教授)
- 演題:環境と財布に優しいプラズマ技術の農業応用研究
- 時間:15:00 ~ 16:00
- 要旨:半導体デバイス製造の必須技術である、低温プラズマの農業応用が、環境に優しい低コスト農業生産性向上技術として注目を集めている。本研究では、プラズマによる種子の活性化と、有機資材への窒素固定について検討している。例えば、種子へのプラズマ照射では、乾燥種子に対して非常に低いエネルギーコストで発芽・成長促進を示している。これに加え、最近では高温ダメージを持った種子の発芽特性が回復すること、これがエピジェネティックな制御を受けていることを明らかにしている。講演では、種子活性化と窒素固定技術について紹介する。
- 講師:河野 智謙(北九州市立大学 国際環境工学部生 命工学科 教授)
- 演題:プラズマ農業と植物の水分生理
- 時間:16:10 ~ 17:10
- 要旨:植物は、気孔の開閉のみで生体のコンディションや環境の変化に応じて二種類のガス(CO2+水蒸気)の出入りを最適化するという複雑で緻密な制御な制御を行っている。講演者はこれまでに気孔が持つ二つのガス交換機能とは明瞭に異なる第3の機能として液体の水の流出入の制御を提唱している。本講演では、新しい水分生理モデルとプラズマ処理水による気孔の開口制御、葉面施肥技術および病原抵抗性の誘導について紹介します。
企画部会・企画分科会:
|参加費:
<JACI会議室聴講>
JACI会員:無料
非会員:11,000円
<Web聴講>
主催部会メンバー:無料
上記以外の会員:2,000円
非会員:11,000円
サテライト配信契約の企業の方は無料でWeb配信聴講できますのでご担当者にご確認ください。(ご不明な場合はinfo@jaci-event.comへご連絡ください)
募集人数:
300