日時:
2024年2月7日 13:00 ~ 16:00
場所:
会議室聴講とWeb配信
概要:
2月7日 環境技術部会 講演会のご案内
◆連絡事項
・講演会開場時間 JACI会議室聴講:12:40 オンライン聴講: 12:50
・JACI会議室の定員:12名
・感冒症状がある方、発熱されている方は会議室への参加をご遠慮ください。
・やむを得ず個別イベントの開催を中止あるいは変更する場合は、お申し込み者に別途個別にご連絡いたします。
・講演の録画及び講師の事前配布資料については、無断掲載、転載、複製等を禁止します。
・懇親会は開催しません。
※申込締切 1月31日 10:00
新規ユーザーは申込締切2営業日前までにユーザー登録申請をお願いします。
- 講師:田巻 孝敬(鹿児島大学 理工学研究科工学専攻 教授)
- 演題:二酸化炭素の電気化学還元による高選択的エチレン生成
- 時間:13:00 ~ 14:00
- 要旨:気候変動への対策として化石資源への依存を低減するために、
再生可能エネルギー由来の電力を用いたCO2の電解(電気化学還元)による
化成品製造に着目した。本研究ではCO2電解で2電子を超える
還元反応を起こすことが知られている銅を触媒に用いて、
高選択的にエチレンを生成することを目的に研究を行った。
銅触媒近傍のpHやCO2濃度を適切に制御する電極界面の反応場設計
および銅のナノ構造制御に関する成果を紹介する。
- 講師:北村 研太(法政大学 生命科学部 環境応用化学科、 法政大学大学院 スラリー工学研究所(兼務) 助教)
- 演題:液中粒子の分散・凝集制御と水処理技術への応用
- 時間:14:00 ~ 15:00
- 要旨:液中粒子の分散・凝集状態を制御する技術は様々な産業で利用されている。
例えばセラミックスや電極の製造では原料粒子を液中に分散させ、
分散状態を制御することで製品性能の最適化をおこなっている。
また、廃液などの処理においては液中の不純物を凝集させることで、
不純物の分離効率を向上させている。本発表ではこの液中粒子の
分散・凝集状態制御にかかわる諸研究、および分散・凝集状態の
制御技術を利用した新規水処理技術について紹介する。
- 講師:椿 俊太郎(九州大学 大学院農学研究院・カーボンニュートラルエネルギー国際研究所 准教授)
- 演題:マイクロ波による触媒反応制御
- 時間:15:00 ~ 16:00
- 要旨:再生可能エネルギーが普及する中、電気から化学品を生産する化学プロセスの電化への
期待が高まっている。
マイクロ波は物質選択的に熱的非平衡反応場を形成し、
種々の化学反応を促進する。外部から反応場に直接エネルギーを加えることで、
真に反応に必要なエネルギーのみを加えた、理想的な反応系が可能となる。
本講演では、「その場」観察を駆使したマイクロ波局所加熱効果の実証と、
これをバイオマスや二酸化炭素などの利用への応用研究について紹介する。
参加費:
会場にて聴講:会員:無料 非会員 :11000円
WEBにて聴講:関連分科会メンバー(環境技術部会・エネルギー資源技術部会、サテライト配信対象):無料
上記以外会員:2000円
会員外:11000円
*サテライト配信契約の企業の方は無料でWeb配信聴講できますのでご担当者にご確認ください。
(ご不明な場合はinfo@jaci-event.comへご連絡ください)
参加費:支払いはクレジットカード払いとなります。
募集人数:
200