日時:
2026年6月16日 10:00 ~ 17:45
場所:
会議室聴講とWeb配信
概要:
JACI/GSCシンポジウム
公益社団法人新化学技術推進協会は、持続可能な発展のためGSCを基盤とした化学技術イノベーションの推進を目的として、JACI/GSCシンポジウムを毎年開催しています。
気候変動、資源制約、急速なデジタル化の進展といった人類規模の課題に立ち向かう次世代の化学は、既存の枠組みにとらわれることなく、未解決の問いに果敢に挑む姿勢から生まれると私たちは考えます。環境・社会・技術が複雑に絡み合う現代において、化学の関わる領域は、持続可能な社会の構築、情報技術との融合、医療の革新など、かつてない広がりを見せているからです。今こそ果たすべき役割を再考し、未来に向けた新たな価値創造に取り組む時です。
第15回のJACI/GSCシンポジウムでは、“Chemistry for the Next Generation”というテーマの下、カーボンニュートラルなどの目標達成およびその先の未来に向けて、化学が社会にどのように貢献できるのか、そしてどのような課題に挑むべきかを、多様な視点から考察します。特に、答えのない問いはもとより、その課題の輪郭を認識することそのものに対して、柔軟な発想と学際的なアプローチで向き合うことの重要性を共有し、今を生きる私たちが新たな挑戦に踏み出す契機となることを目指します。
本シンポジウムを通じて、参加者一人ひとりが、知の境界を越え、未来の化学の姿に思いを馳せ、挑戦への決意を新たにする場となることを願っています。皆様のご参加をお待ちしております
1.日時
2026年7月16日(火)~ 17日(水)
2.場所
一橋大学一ツ橋講堂(ライブ配信実施)
3.プログラム 1日目 2026年7月16日(火)
09:30~ 受付開始
10:00~ 開会挨拶森川宏平 [ (公社)新化学技術推進協会会長]
10:15~ 基調講演 (S-01)
“設計できる空間”が産業を変える―MOFによる気体制御技術の可能性
北川 進 [ 京都大学理事/副学長/特別教授]
11:10~ 招待講演 (S-02)
化学プロセスの電化を目指した気相電解合成と電極触媒の開拓
山中 一郎 [東京科学大学物質理工学院教授]
11:55~ ポスターパレード①(企業団体ブース出展企業ショートプレゼン)
12:10~ 休憩
13:10~ 基調講演 (S-03)
科学者の社会的責任~次世代の化学のために
藤垣 裕子 [ 東京大学大学院総合文化研究科教授/理事/副学長]
14:05~ 招待講演 (S-04)
精密重合技術の開発と持続可能高分子材料への展開
上垣外正己 [ 名古屋大学大学院工学研究科教授]
14:55~招待講演 (S-05)
未踏炭素機能科学をめざして
伊丹 健一郎 [(国研)理化学研究所伊丹分子創造研究室主任研究員]
15:45~ GSC賞受賞講演
17:15~ GSC賞表彰式
17:45~ レセプション
※ プログラムは変更となる可能性がございます。
4.参加申込み
公益社団法人 新化学技術推進協会のホームページよりお申し込み下さい。
トップページ:JACI/GSCシンポジウム
※申し込み手順:https://jaci-gsc.com/years/2026/front/flow.pdf
5.参加費:会員、非会員とも無料
6.連絡事項
・会場受付開始 9:30
・感冒症状がある方、発熱されている方は会議室への参加をご遠慮ください。
・やむを得ず個別イベントの開催を中止あるいは変更する場合は、お申し込み者に別途個別にご連絡いたします。
※申込締切 6月5日(金) 12 :00
- 講師:北川 進(京都大学 理事/副学長/特別教授])
- 演題:“設計できる空間”が産業を変える―MOFによる気体制御技術の可能性
- 時間:10:15 ~ 11:10
- 要旨:多孔性金属錯体(MOF)は、この25年以上にわたり、気体の貯蔵や分離、触媒、センシングなどの分野で、次々と注目すべき成果を生み出してきた。近年では研究対象は気体にとどまらず、液体にも広がっている。MOF化学は、環境、資源、エネルギー、健康といった人類共通の課題解決に貢献する革新的な分野として、ますます発展を続けている。
- 講師:山中 一郎(東京科学大学物質理工学院 教授)
- 演題:化学プロセスの電化を目指した気相電解合成と電極触媒の開拓
- 時間:11:10 ~ 11:55
- 要旨:カーボンニュートラルを成し遂げるために、再生可能エネルギー由来の安価な電力を用いた化学プロセスの電化が注目されている。電化のための重要な化学技術である気相電解合成とそれを駆動する電極触媒の開拓について講演する。
- 講師:藤垣 裕子(東京大学大学院総合文化研究科 教授/理事/副学長)
- 演題:科学者の社会的責任~次世代の化学のために
- 時間: ~ 14:05
- 要旨:科学者の社会的責任と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。本講演では、Chemistry for Next Generationを考えるうえで参考となるRRI(Responsible Research and
Innovation)概念をもとにこの課題について考えてみる。
- 講師:上垣外正己(名古屋大学大学院工学研究科教授 )
- 演題:精密重合技術の開発と持続可能高分子材料への展開
- 時間:14:05 ~ 14:55
- 要旨:高分子の性質は化学構造に依存するため、その構造制御は材料開発に重要である。本講演では、高分子の構造制御を可能にする精密重合技術の開発と、それを用いたバイオベースポリマーや分解性ポリマーなど持続可能な高分子材料への展開を紹介する。
- 講師:伊丹 健一郎((国研)理化学研究所伊丹分子創造研究室 主任研究員)
- 演題:未踏炭素機能科学をめざして
- 時間:14:55 ~ 15:45
- 要旨:私たちは構造的に均一なナノカーボン(分子ナノカーボン)の化学合成に成功し、「分子ナノカーボン科学」という新領域を開拓してきました。講演では、これまで合成した代表的な分子ナノカーボンを概説しつつ、分子ナノカーボン材料科学および分子ナノカーボンバイオロジーに向けた新たな挑戦についても紹介します。
参加費:
下記参照:https://jaci-gsc.com/years/2026/front/flow.pdf
募集人数:
300